北海道へフェリーに乗って

家族で訪れた北海道旅行

両親と姉弟三人で、北海道へ旅行したことがあります。まだ結婚する前のことでした。妹は大学生、弟は高校生でした。

恐らく、私が結婚間近だったので、最後の家族旅行になるだろうと、両親は考えたのかもしれません。父が運転する車で、北海道まではフェリーを使いました。車ごと船に乗る体験は初めてでしたから、新鮮な感動を覚えました。

季節は夏でしたが、小雨まじりで海が灰色だったことを覚えています。出港したのは夕方でしたから、たちまち黒く染まりました。楽しい家族旅行というより、センチメンタルな感傷旅行になりそうな予感がしました。

初めての旭川は遠くて広大

北海道に到着した後は、ひたすら旭川を目指しました。そこに母方の親戚が住んでいたからです。父は延々と車を運転し続けました。地平線は長く延び続けて、どこまでも田園風景が続きます。北海道の広さ、大きさを痛感しました。久しぶりに会った親戚と、母は数十年ぶりに再会したそうです。どちらも、涙を流さんばかりに手を取り合い、また会えたことを喜んでいました。

その後、札幌や函館を巡り、いくつかの温泉を泊まり歩いた後に、帰りのフェリーに乗りました。往路の予感は的中し、復路の船上はしんみりとしていました。母は、すっかり年老いていた親戚と、これが最後になると覚悟をしていたようでした。

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